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フィンランドから鎌倉へ。暮らし、旅、映画にまつわる日々のメモ

16. ヘルシンキのおいしいパン屋さん

語学学校に行く途中道、Töölöntoriのちかくに
お気に入りのパン屋さんがあります。
 
Leipomo KEISARI(レイポモ・ケイサリ)という、
ヘルシンキにいくつか店舗のある地元のパン屋さんです。
大きめのライ麦パンやカンパーニュ、シナモンパンなどの菓子パン、
サンドイッチやキッシュもおいていて、どれもずっしりしていて、とれもおいしいんです。
 
じつは街中においしいパン屋さんがなかなか見つからないのが、
ヘルシンキ暮らしのひとつの難点でした。

 
フィンランド人はみんなパンは家で作るものなのでしょうか?
なので、このお店を見つけて、とっても嬉しかったのです。
 
わたしの好きなTöölöの店舗では、
いつもオソノさんみたいなフィンランド人のおばさんがお店番をしています。
 
はじめてお店を通りかかったときはお休みで、
次こそはと楽しみにお店に行ったとき、
うれしさのあまり、カタコトの英語でおばさんに話しかけたら
英語は話せないのだと、申し訳なさそうに言われたので、
それ以来、学校で覚えたてのフィンランド語の単語をならべて、パンを買いました。
 
こんなとき、英語は世界の共通言語だというけれど、
やっぱりその国の言葉を話せるのが、いちばんだなとしみじみ思います。
 
そんな、Leipomo KEISARIは
わたしがヘルシンキでいちばん信頼していたパン屋さん。
ここのシナモンロールがいちばん好きでした。