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フィンランドから鎌倉へ。暮らし、旅、映画にまつわる日々のメモ

38. 年の瀬

おだやかで、心地いい時間が過ぎているようで、
今年もまた大きな変化や、おもしろい人たちとの出会いのある年でした。
 
フィンランドから、鎌倉に引っ越し、
海と山にかこまれた暮らしをはじめました。
 
都会のマンションで育ったわたしにとって、
鎌倉の暮らしは、すてきなことも、不便なところも、
いろんな意味でカルチャーショックがたくさんありました。
 
海まで徒歩5分で行けたり、お庭のある家に住んで、野菜を育ててみたり、
スーパーではなく商店街のお店や市場でおいしい食材が手に入ったり、
道ゆく人にあいさつをしたり、お役所の人たちの感じのよさにほっこりしたり。
 
ゴミの分別が細かったり、虫退治におわれたり、どこに行くにも遠くてげんなりしたり、梅雨の季節には、おしゃれな木のかごにカビが生えてしまったり。
 
おなじ日本でも、
まるでちがう国に来たかのような、文化や暮らしのちがいに、日々発見です。
 
東京から離れてみたことで、
まわりからどんなふうに東京が映るのか、
すこしヨソモノの目で、東京という街の独特さにも、気がつくことができました。
 
まだまだ始まったばかりの、自分たちの暮らしづくり。
来年は、どんな風向きで、きもちがかたむいていくのかな。
たのしみです。