uzocotrip

フィンランドから鎌倉へ。暮らし、旅、映画にまつわる日々のメモ

51. 本好きにたまらない。ブックカーニバル in カマクラ

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新緑がきもちのいい初夏は、鎌倉のローカルイベントが楽しい季節です。
GWの葉山芸術祭や、逗子映画祭、5月のボーダーフェスティバル、鎌人いち場なんかも、地元の人たちでにぎわう楽しいイベントですが、6月の恒例イベントのひとつに、ブックカーニバル in カマクラというのもあります。
 
本好きによる、本好きのための、本屋さんイベントです。
 
メイン会場では、古本屋さんや一般の方が、フリーマーケットのような感じで古本市を出しているほか、街の本屋さんやブックカフェをめぐるスタンプラリーも楽しめます。朗読会もあったみたいです。
 
スタンプラリーを集めると、今年のブックカーニバルのイラスト入りのトートバックがもらえると聞いて、イラストのかわいさに、わたしも朝から張りきって自転車で出発しました。久しぶりに、土曜日の朝から活動的。
 
子連れのママさんが多いイベントなのかと思えば、大学生くらいの女の子や、若いご夫婦、奥さま同士、お散歩にきている近所のおじいさんおばあさんまで、色んな世代の人が来ていました。
 
文学やエッセイ、洋書、絵本など、本当にたくさんの本が並んでいて、本のセレクトには出展している人の個性が感じられ、次はどんな本が並んでいるんだろうと、最後まで見飽きません。
 
お気に入りの本屋さんbook mobloでは、この日はめぐるZINEとのコラボで、地方のフリーペーパーやリトルプレスが並んでいて、ZINE好きにはたまらない空間でした。オランダの本屋さんのように、色んな形や紙やデザインの個性的な本が並んでいる本屋さん、日本にももっと増えればいいのになぁ。
 
結局、好きなエッセイストや、いつもと同じ自分好みのテイストの本ばっかり買ってしまったけれど、お店の人と会話しながら本を選ぶのも、ふだんはなかなかない機会なので、こんな日に感謝です。
 
このデジタルの時代に、道行く人たちが楽しそうに紙をもってスタンプラリーをしている光景がほほえましくって、なんだかほっこりするイベントでした。