uzocotrip

フィンランドから鎌倉へ。暮らし、旅、映画にまつわる日々のメモ

13. ヨーロッパにいる日本人

先日、ドイツ在住のおもしろい素敵な日本人女性と出会いました。
 
テキスタイルデザイナーの方なのですが、
なかでも連続模様や幾何学模様に興味があることから、
なんと!数学科の大学院で勉強をされているそうです。

 
テキスタイルデザインといえば、
織りや刺繍、染め、イラスト、といった方向に思考がいくので、
幾何学模様=数学(!!!)と聞いて
なるほど、とても新鮮なきもちになりました。
 
現在は、オランダで起業の準備をすすめている彼女。
(オランダには起業ビザなるものがあり、外国人が起業しやすい風土があるのです!)
 
ユーモアがあって話し上手で、親しみやすい愛嬌の持ち主。
ものすごく優秀な方なのに、決して野心がぎらぎらしているタイプではなく、
でも、自分のやりたいことを大切に、
着実に、次の一歩をふみだそうとしている姿は、とってもいきいきしていました。
 
ヨーロッパで出会う日本人は、共通して、
うまく肩の力を抜いているというか、
自分らしさやペースで、暮らしている人が多い気がします。
日本にいると、ちょこっとだけ、まわりを気にしすぎちゃうのかもしれません。
 
ヨーロッパのあちらこちらで、自分の足で生きている日本人をみると、なんだか頼もしく、誇らしく思えるのでした。