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フィンランドから鎌倉へ。暮らし、旅、映画にまつわる日々のメモ

鎌倉

61. 鵠沼の小さな街の映画館、シネコヤ

人生でたった1度だけ、ひとり暮らしをしたとき、部屋の広さよりも、駅の近さよりも、何よりもわたしが重視したのは、「大好きな映画館のある街」でした。 昔から小さな映画館がもつ独特の雰囲気や、個性が好きで、映画はできるだけ映画館で見るようにしてい…

53. 鎌倉のパン屋さん②ライ麦ハウスベーカリー

すこし前になりますが、7月の中頃、小町の路地裏にちいさなフィンランドのパン屋さんができました。 その名も「ライ麦ハウスベーカリー」。フィンランド人のご主人と日本人の奥さまの、パン職人のご夫婦がやっているお店です。 ライ麦パンはフィンランドの代…

51. 本好きにたまらない。ブックカーニバル in カマクラ

新緑がきもちのいい初夏は、鎌倉のローカルイベントが楽しい季節です。GWの葉山芸術祭や、逗子映画祭、5月のボーダーフェスティバル、鎌人いち場なんかも、地元の人たちでにぎわう楽しいイベントですが、6月の恒例イベントのひとつに、ブックカーニバル in…

50.新緑の鎌倉で、心づくしの小さなウェディング

フィンランドで出会った彼と、春のはじめに入籍をして、半年近くかけて、準備をすすめてきた小さなお披露目パーティーが終わりました。 鎌倉で緑がいちばんきれいな季節に、いつもの自分たちらしく気取らないアットホームなパーティーにと、大好きな人たちば…

45. 四季を感じる鎌倉の暮らし

鎌倉に越してきて、東京での暮らしとのいちばんの違いは、フィンランドの暮らしとも共通するところで、自然のめぐりを肌で感じることができるということです。 春は桜、梅雨はあじさい、夏は海と花火、秋はもみじ、冬は初詣と梅など、鎌倉にいると、季節の風…

44. 鎌倉に暮らしてみて感じたこと①

鎌倉に引っ越してきて、来月末で1年が経ちます。「鎌倉の暮らしって、どう?」とたまに聞かれるので、いまのわたしだったら何て答えるかなぁ、とすこし考えてみました。 まず、居心地の良さ。空がひらけていて、山も海もそばにあるからか、心がおおらかでい…

41. 鎌倉の週末の過ごし方

先日、友人家族を呼んで、我が家のお庭でお餅つきをしました。 彼がなにやら楽天で臼杵の週末レンタルなるものを見つけたらしく、土曜は子連れの会、日曜は大人の会にして、2日にわたってお餅つきで冬気分を満喫しました。 子どもたちは、初めてのお餅つきに…

39. ドーナツはべつばら

金曜日の夕暮れどき、夜ごはんの買いもの帰りについつい寄ってしまうお店があります。 若宮大路から鎌倉女学院の角を曲がって、材木座の住宅地をすこしばかり歩くと、すらりとしたアパートの1階。おやつどきの小腹をしあわせに満たしてくれるドーナツ屋さん…

38. 年の瀬

おだやかで、心地いい時間が過ぎているようで、今年もまた大きな変化や、おもしろい人たちとの出会いのある年でした。 フィンランドから、鎌倉に引っ越し、海と山にかこまれた暮らしをはじめました。 都会のマンションで育ったわたしにとって、鎌倉の暮らし…

37. 北鎌倉とフランス語

鎌倉の暮らしが落ち着いてきたら、やりたいと思っていたこと。いくつかあるなかのひとつがフランス語でした。 大学で仏文科を専攻して、交換留学もしたのに、いつのまにか遠のいてしまっているフランス語。 数年にいちど、パリの友人に会いに旅行にいくとき…

30. 鎌倉のパン屋さん①みゆきぱん

この街に住んでよかったと思えることのひとつに、 おいしいパン屋さんがたくさんあること。 通いたくなるパン屋さんが近所に1軒あるだけでも、日常の小さな楽しみになるのに、鎌倉には、おっ!となる、愛されパン屋さんがいくつもあります。 パンの種類、か…

29. 鎌倉に暮らしはじめて

帰国して、あっとゆう間に、4か月。 東京にもどるなら、せめて住むところはこだわりたい。 自然をそばに感じられるところに、と、神奈川育ちの彼に懇願されて、帰国早々、鎌倉の町に暮らしはじめました。 30年近くずっと東京に住んできたわたしも、フィンラ…